Boy’sたいむ

Boy’sたいむ 1 (まんがタイムコミックス)

当初はパスするつもりで、一応芳文社のサイトをチェックしたら「藤凪かおる初コミックス」と書いてあったので、「あれ、そうだったっけ？」と思いつつ改心して購入。
各種ゲームアンソロ・４コマ系→萌え系４コマときた作家陣、てっきり全員一通り単行本化は済んでいると思い込んでいたのでちょっと意外。藤凪先生だと連載作品も色々目にしているのでさらに思い込みが。
……いや、決して誰かとゴッチャにしていたなんてことは……（滝汗

ひょんなことから男のフリして、大学の男子寮に暮らす事になった女の子のお話。
偏見丸出しですが、こういうネタって、すんごい女子のお気に入りだよね、描き手側も読み手側も。男の立場からすると「いやバレないわけないだろ」と思ってしまって、どうにもありえねー感が先に立って、結果作品への没入を邪魔されがちなんですが。
ただこの作品の場合、基本的にあまり女の子に戻らず、ずーっと「ひろむクン」のまま話を進めているので、その辺忘れて、普通に寮モノとして楽しめます。
まあ、作者が白状している通り、その割に主要キャラ以外の寮生とか、全然でてこないんですけどw　あと、大学の描写もね。
基本的に絵が好みなんで、そのへんの迂闊さも含めて愛しています。
単行本の表紙を見て、線画に加えて、カラーがまた尋常でなく美しいことを発見したりして、ほはー。

雑誌一冊に単行本一冊。うん、これぐらいがいい分量。