- 作者: カザマアヤミ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2006/08/26
- メディア: コミック
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単行本で発見。いやもう分かりやすく、絵で。
出会い頭に食らってしまいました。
動物形態と擬人化モードを両方アリにするのは、既に"動物のおしゃべり"他、様々な動物モノ漫画で実現されていますが、今作品ではそれらのように厳密には使い分けていません。普通はその辺を、「獣同士のやりとり時」「対人間とのやりとりの時」等、コミュニケーションのモード切り替えを表わすシグナルとして、はっきり規定するものなんだけど。
また、「人の姿で動物の仕草」なのか、「動物だけど人間っぽい感情表現」なのかの使い分けも、これまた曖昧。ていうか、個人的にクッキーは犬としてアレはどうなんだとか。ぶっちゃけ漫画としては、いろいろ突っ込みたい所もありあり。
しかし、そういう部分はすべて些事(強調
この作品のコンセプトは「カワイイが勝ち」。
動物モノの可愛さに、絵自体の純粋な可愛さ。
とにかく「可愛さ」でひたすら押しまくる。
実際自分は見事に押し切られましたので、細かいことをグダグダぬかさず、ただ一途に愛でるのが正しい鑑賞法と胆に命じて、余計なこと考えず、ひたすらニヤニヤしながら読んでます。
電車内とか、人前で読めないのが欠点か。