にせよん(新)

4コマ漫画の購入記録、時々感想。

雑君青保プ

雑君青保プ (GAME SIDE BOOKS)

雑君青保プ (GAME SIDE BOOKS)

本来なら、上記2冊を買う為だけの、非常にコストパフォーマンスの悪い久々の新宿行だったはずが、こいつを見つけたお陰でかなり「遠出した甲斐があった」レベルに。


いやしかし、メスト世代にゃ「懐かしい」とか「忘れられない」通り越して、もはや遺伝子レベルに刷り込まれているこの御方の作品&ギャグ。
折しも KOF98UM のお陰で「ブライアン・バトラー?」*1や「あてみなげっ」*2が日常レベルの意識層まで浮かび上がってしょうがなくなってきているこちらの状況を見透かしたかのような発売。
この時代の作品を再び目にすることができるなんて、これはもう「よくやった編集者」としか言いようがないですね。
マニアのやらしさで「まさかこれはないだろう」と思っていた「犬のロッキー」*3まで載っていたのは、素直に脱帽せざるを得ません、負けた……w


にしても、基本的に「新○社時代は大体知っている→アーケードをネタにしたやつは大抵知っている」と思い込んでいた自分にとって、"僕は T-shirt と破れたジーンズに身を固めた軍人"以降のショートの存在は結構ショック。しかもこのページに限って作者コメントでも掲載誌に一切触れられていない。加えてまったく知らないのならまだしも、"POCKET FIGHTER"*4のように、見覚えのある作品があったりするのでなおさら気になってしまうー。なんだっけなー。


ともあれ、なんの因果か同じ日に購入したアルカディアを眺めてみるに……(長嘆息)気がつけば随分遠くまで流れちゃったねー。
思い出は常に美しくなるのみ。

*1:P15

*2:P43

*3:P77

*4:P255ー。さらに詳しく言うなら、その中の第2話と第3話。そしてこの作品はコメントページにてノータッチ。なんでここまで狙ったように手がかりが……