もののふことはじめ

もののふことはじめ(まんがタイムコミックス)

そもそも神堂先生を意識するきっかけとなった作品、ようやく単行本化。
以前も書いたが、途中登場の千歳ちゃんの魅力によって自分内評価が一変した作品。やっぱいいなーこの娘。
一方、「表紙とられた」と後書きでネタにされているように、最初から登場している芝浦一家が逆に沈んでしまったのが残念。
とくに若君ことちあきちゃん。もっと仙之丞始めとして、家族を振り回して一騒動（迷子になったりとかね）とかのエピソードがお約束かと思うのですが、いまいち目立ちませんでしたねえ。

本編の後日談を始めとする書き下ろしや、ゲスト掲載の"VSせんせい"など、本編以外の要素も盛りだくさん……たくさん過ぎないかこれちょっと。付加価値があるといえば聞こえはいいけどw
単行本化にはちょっと量が足りなくない？と思ったらこういうことだったのか。