にせよん(新)

4コマ漫画の購入記録、時々感想。

ハニカム 神話ポンチ

神話ポンチ 1 (ヤングガンガンコミックス)

神話ポンチ 1 (ヤングガンガンコミックス)

同時発売記念。ということでまとめて見ました。
あ、ショートストーリーということで、基準的には微妙で記録見送っていましたが、『ハニカム』は既刊購入済みです。
ていうか、今回なんで載せたんだコレ。どこまでたどっても四コマと関連性ないぞ。


どちらの作品も、「この絵柄でギャグをやるとは!」という嬉しい驚きがあります。
しかし、明るく楽しくギャグをやるだけでなく、どこかおかしな部分まで踏み込んでしまうのはこの方の「業」なのかw
たとえば『ハニカム』なら舞ちゃんの「胸が膨らむ」描写とか、『神話ポンチ』に至っては、作者自ら「なんで毎度〜」と言ってしまうほどに、設定自体が「なんで普通に楽しいだけですまさず、そこまでいってしまうのかw」というノリ。
普通に明るいだけですませるとか、シリアスならそちらだけ描けばいいのに、そう一筋縄でいかない。そういう常識からはみ出てしまう異常な部分というのは、往々にして「心の暗部」とか「軽い狂気」とかいう方向に話を持っていってしまいがちですが、この方の場合はもっと軽く「変」もしくは表記的に「ヘン」という感じがよく似合う。


そう、それはこのご時世珍しい、明るい異常さ。
それが私の桂作品のイメージ。


まあ、この印象はファーストコンタクトが『そこはぼくらの問題ですから (f×COMICS)』だから、それに引っ張られているだけといわれりゃそれまでだったりして。