にせよん(新)

4コマ漫画の購入記録、時々感想。

七瀬さんは前向きになりたい

好きなんだよなー短篇集、とくに小説は読まないけど短篇なら……ていう作家さん結構いるし。ストーリー物より4コマを読むのと根っこは一緒か。

元々の掲載誌はコミックエールか、こりゃまた懐かしい名前が……実は創刊直後は買ってたけど「なんだ4コマ誌じゃないのか」てことで購読止めちゃったんだよな。でも連載陣とか結構気になるものが多かったな……と思って wiki 見たら想像以上のすごいラインナップにビビる。あるよねーこういう本体は比較的短命だったがそこから誕生した作品や作家さんが移籍先でっていうパターン。しかしこうして見返してみるとエールの掲載作のサルベージ率ってちょっと驚くくらい高い気がする。つまり基本的な方向は間違ってなかったのかなったいう。これって漫画雑誌の世界ではあるあるなのかなー。

他の方の感想にも出ていましたが、この方の描く女子の赤面は最高です。

まあ男子もそこそこ(笑)
キャラクターでは“カメリア≠コンプレックス”の柿谷つばきちゃんが一番好き。何故なら巨…ゲフンゲフンこの本に出てくる女性陣は皆様々な意味での「可愛い」を持っているけど、自分の中ではその中でも際立っていたから。コミニュケーションを拒絶し感情を押し殺してきた子が「自分の想いを口にする」という、ある意味究極のコミニュケーションへと一歩踏み出す瞬間てのは愛おしさと感動で堪らなくなる。しかもたどたどしい滑舌とか殺す気か!クラスである。

こういう美しいシーンを「デレた」とたったの3文字で切り捨てたり、まして「○○○かよ(後書きのネタなので伏字」とかいう輩は別に呪ったり殴ったりしないからただ消えろ目の前から。