“まちカドまぞく”、シャミ子の「真の能力(ちから)」は「記憶改竄」。おおおいきなりの異能力バトル展開(そんなはずはない)。
痛い痛いやめてごせんぞそれ私にきく。
実際記憶改鼠って能力としては相当強力だよな。どこぞの少年漫画の完全催眠みたいなもので、既に描写したことをナシにしてあとからいくらでも「実はこうでした」って言えるんだもん。そして展開的にありえそう、かつ一番強烈なのは「実はシャミ子は自分自身の記憶を……」てパターン。これは「今まで張っていた伏線をなかったことにする」場合もあるし、今後のバッドエンド回避のため、桃と「一からまたやり直す」パターンも。
……便利だなコレ←そういうこと言わない
赤秩父先生ゲストの“なまりこ”。「田舎者は自動改札を通り過ぎた直後に立ち止まりがち」というマニアックなあるあるネタを拾っている、鋭い。
“花降り宿のやどかり乙女”相変わらずどうやって略せばいいのかが悩ましいタイトルですが、そんなことはさておき六花ちゃんが可愛い。
読めば読むほどくせっ毛萌えを拗らせてしまう罪な作品。単行本待ち遠しいね。
“エクソシストと首輪の悪魔”、今回もゆるくて好き。自分の場合「ゆるい」っていう言葉は褒める意味では使わないことが多いけどこれは例外。きっと自分的によい湯加減のゆるさなのでしょう。
“アニマエール!”は虎徹派大満足回。あらゆる意味で可愛すぎるよこてっちゃん。ていうか「虎徹」って字面はともかく音の響き的には普通に女子の名前でもいける程度にカワイイと思っているのは……あ……完全に『〜大冒険』の世代だからか……。
がおう先生ゲスト“ゆず35歳@中学生やってます”タイトルを表記するとそのままネタバレになってしまうというのはネタバレ死すべし派の方には申し訳ない。ついでに書いてしまうが「バレたら退学」ていうのがとってもベタ、故に良い。「そもそも学園長が個人的ん養えばいいのになんで学校行く必要あるの?」という冷静なツッコミをする向きもあるが馬鹿野郎いんだよ細かぇことは(松田)
とりあえず絵が可愛いから良し。
単行本発売も待ち遠しい“はやしたてまつり♪”、これは絵がいいのは当然として、さらに魅力的なのが
「新陳代謝の鬼」を始めとする言葉選びをや独特の芝居がかった台詞回し。こういうのってナチュラルやり取りを大事にしたセリフとは対極の面白さがある。こういうのこそアニメもしくはドラマ CD なんかで実際に声優さんが声を当てるとどうなるのか興味があるな。
“疾風ういんどみる!”は蘭つむペアの回。正直この二人がちゃんとフォーカスされると思ってなかったので嬉しい、しかもなんだかんだですごくいいコンビ。しかし本当に少年漫画なノリだよなーこの作品、好き。
連続ゲスト後編、“メイドさんの下着は特別です。”。
このお腹推し、個人的には心から首肯せざるをえない。
しかしまたしてもミラク作品を引き合いに出してしまうが、『ななつ神オンリー!』の布袋ちゃんといい、誌面のくくりを越えたお腹推しなんなのw
そして“トモダチヅクリ”もまさかのお腹スタートであった。
君ら本当ええ加減にしいや(欣喜雀躍 )
で、お腹推しで思わず順番的に飛ばしちゃったけど、とのはち先生のゲスト“シスタースクランブル”、これは好き。冒頭いきなり死別のシーンから始まるのって、衝撃的なようで意外によくあったりするのがこの界隈。
なでしこお姉ちゃん、姫カットが実にお姉ちゃんしてて素晴らしい。
今月号のゲスト作品、総じて「絵が可愛いからすべて許す」って感じ。どれも連載になってほしいな(……って言っておけば少なくとも1つか2つは願いが叶うだろうっていう浅ましいやつ)。
でもって“リラのお菓子な魔法”は次号最終回。
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ええ!? こいつは正直びっくり。だいぶ規制がゆるくなってきたとは言え、やっぱり純ファンタジーはミラク以外の環境では長く生きられないのかなあ……。