- 作者: 桂明日香
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/10/27
- メディア: コミック
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- 作者: 桂明日香
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2009/10/27
- メディア: 単行本
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あ、ショートストーリーということで、基準的には微妙で記録見送っていましたが、『ハニカム』は既刊購入済みです。
ていうか、今回なんで載せたんだコレ。どこまでたどっても四コマと関連性ないぞ。
どちらの作品も、「この絵柄でギャグをやるとは!」という嬉しい驚きがあります。
しかし、明るく楽しくギャグをやるだけでなく、どこかおかしな部分まで踏み込んでしまうのはこの方の「業」なのかw
たとえば『ハニカム』なら舞ちゃんの「胸が膨らむ」描写とか、『神話ポンチ』に至っては、作者自ら「なんで毎度〜」と言ってしまうほどに、設定自体が「なんで普通に楽しいだけですまさず、そこまでいってしまうのかw」というノリ。
普通に明るいだけですませるとか、シリアスならそちらだけ描けばいいのに、そう一筋縄でいかない。そういう常識からはみ出てしまう異常な部分というのは、往々にして「心の暗部」とか「軽い狂気」とかいう方向に話を持っていってしまいがちですが、この方の場合はもっと軽く「変」もしくは表記的に「ヘン」という感じがよく似合う。
そう、それはこのご時世珍しい、明るい異常さ。
それが私の桂作品のイメージ。
まあ、この印象はファーストコンタクトが『そこはぼくらの問題ですから (f×COMICS)』だから、それに引っ張られているだけといわれりゃそれまでだったりして。