ねこみみぴんぐす

ねこみみぴんぐす (1) (まんがタイムKRコミックス)

今回初単行本となる作品のなかではイチオシ。
絵力半端ない。
特にカラー時の油彩か？という程の濃い絵柄は、内容に似てライトなタッチをもってよしとする昨今の（萌え）４コマに対するアンチテーゼか（違います

ネコミミ卓球少女。
当たり前のように学校に通っているから、そういうのも存在する世界観なのかと思いきや、初対面の人は「なんでネコミミ？」と普通に驚いているし、驚きつつも周囲は一向に追求する様子もないし……この作品世界では、人間にネコミミがあるのは普通のことなのかそうじゃないのか、今にいたるもよく分からない。
果たしてひよりん以外にみみっ娘は存在するのか？（そもそもこのコの両親は一体……）。今んとこ唯一オリジナルな存在っぽい。

ぶっちゃけ卓球一本でも面白いのになーとか思う事も……それはそれでインパクトないからやっぱ無理か。DV的にはメインウェポンであるはずネコミミネタが邪魔になるくらい普通にスポーツ漫画として面白かったりするというこの破壊力。