にせよん(新)

4コマ漫画の購入記録、時々感想。

2010年9月号

まんがタイムラブリー 2010年 09月号 [雑誌]

  • Welcome! つぼみ園 ことみ先生、芸術の秋に向けての絵画特訓。漫画に限らずテレビでも「凶悪なまでに絵が下手」キャラというのはよくいますが、その中でもさらに加えて「自分のヘタさに自覚がない」キャラというのは、なんとも不思議な感覚ですね。本当にそんなことありえるの?って思ってしまうんですが。ましてことみ先生の「あれって感動して泣いてるんじゃないの…?」ってさ、恐怖と感動の涙の区別がつかない人が子供の相手する仕事してて大丈夫?って思うんですけど、まあそこは漫画的表現。そして久しぶりに活躍の場、実は絵心のある東馬先生。他人の絵のウマさはちゃんと分かることみ先生。だからなんでやー!w巻頭4C。
  • パパロバ 前回名前だけ登場の小物作家、こまるちゃんが到着。高校時代から片思いのキューをダシに、まんまとゆほびかの一員に参加決定。ここはおもてなし梁山泊か(笑)。新キャラは想像以上に小心者ちゃんでした。にしてもカンカンに話しかけられて「ダッシュで逃げて看板の陰に隠れる」てのは、これまたマンガ表現を無視して現実で考えたら……何それですよね。単なる無礼者だろ、むしろ大胆だわ。まー接客業の従事者っつー設定上、ナゴさん達既存キャラがコミュニケーション上手過ぎるカウンターとしてこんくらい極端なのが必要なのかなあ。
  • 夏生 ナウ プリンティング! 渡辺君、合コン参加にて女子の「テク」を知る。でもって、後半の「まったく無自覚に合コンテクを駆使する夏生ちゃん」てのは、結局何が言いたいんでしょうか?まー素直に受け取れば「夏生ちゃんルートのフラグがまた一本立った」ってことなんでしょうけど、どうにも「この子天然で策士ってこと?」としか受け取れない自分はちょっと空気の綺麗なところで深呼吸したほうがいいw
  • あねざかり ひなた君の紹介でお昼のバイトをはじめたあかりさん。まずはウェートレス。やはり昼間はボーっとしているひなたさんは、傍から見ると基本ドジっ子状態で即日クビ。そんな現場に居合わせたのは、またしても緑君。一応今回「は」偶然だけど、これからどうなるやら(笑)。そしてあかりさんのドジ属性を基本アバタもエクボ的に誤解釈。今回は見事メアドゲット!と喜んでみたところが、じつはあかりさんは携帯未所持(ほんまに男らしいな)。取りあえず今回のが基本パターンぽいですね。
  • 天使な小悪魔 そね子として幹とお付き合いしているマリリンに、たとえ身内(まるのお兄ちゃん)であろうと「ホストと恋愛なんてするもんじゃないわ」と、実体験を込めて(笑)熱く語る蝶子さんや他のホステス達。今回は偶然耳にした幹の「太客好き」発言は誤解だったわけですが、現実的にはこれ誤解じゃないんでしょうねー。とりあえずマリリンの方は誤解さえ解ければ(ていうかまるがいたおかげで即解決可能な状態になってるわけですが)いいという恵まれた状態。
  • だんつま 奥様達の台風対策。さすがに団地では「窓に板を打ち付けてたら自分が入れなくなっちゃったー」ギャグは不発か(笑)←ていうか団地じゃなくても使えないって
  • うさぎのーと 夏休みの登校日。久々に生徒に会える喜びでウキウキなうさぎ先生。そして生徒の方も当然うさぎ先生が大好き、なわけですが……そーた君のうさぎ先生好きがねえ、今のところはうまいオチ風にまとまってるからいいけど、これがそのうち「依存」のレベルになって、いずれ来るであろうお別れの時に絶対ややこしいコトになるんだろうな……てのが今から気がかりで。正直最近はそーた君が登場するだけでドキドキするんですよ。ほらシリアス方向にいくと結構ヘヴィなのはここ最近実証済みですから。それにしても教頭の「カッコイイのは顔だけにしとけ」発言……そーですか、ヘンだから好みってことじゃなく、根本から美意識がそっち系の人でしたか。それにしてもまさかのカタチでデレ期到来w当分校長本人は聞けない台詞ですね。
  • あさぎちゃんクライシス! 支倉あさぎちゃん、成績優秀者として表彰される。いつも脱線しているっていうか、もはやマトモに勉強しているシーンすらないのに、気がつけばしっかり家庭教師の効果は上がっているのか、おのれ(何故反感)。そして前号ポツリともらしたご両親の職業ネタ、まさかの解答編。お父さんのお仕事は「武闘派考古学者」。なるほどスプ◯ガンの方でしたか(違)。お母さんは武闘派の主婦。
  • Good Job! 桜さん 連続ゲスト。でも新キャラ登場。東京支社から帰ってきたエリートイケメンの田中さん。同期の気安さとはいえ、佐竹さんの意外な毒舌に軽く引く(笑)。同姓さんが来たおかげで「田中」の呼び名と確認印を取り上げられるものの、結果桐山さんに下の名前で呼んでもらえるようになって、結果田中くんGJ。あれ、気がつくとタイトルに反して、桜さん自身はいまのところGJしてない罠w
  • ぐだぐだしている女子高生の放課後 略してぐだじょ 小池定路先生ゲスト。テニス部の一年生、瀬名ゆかりちゃんがうっかりボールを打ち込んだのは図書室。不運にも中にいた図書委員?の二年生、湯の川はねるちゃんに命中してしまったのが全ての始まりでした……ちっこいけれど押しの強さは誰にも負けん、でもちょっと寂しがり屋さんなの?なマイペースのはねる先輩と、色々おっきくて人懐っこいワンコ系なゆかりちゃんのデコボココンビ+先輩だって突っ込むときは容赦せずタメ口でいくぜ、なクールメガネのしま子りんwこと津野志磨子ちゃんのトリオもの。……今時「まったり」に次ぐアレな形容「ぐだぐだ」を、さらに四コマの題材としては非常にアレな「女子高生」に冠したタイトル。そんなベタな組み合わせを名乗る以上、それ相応の覚悟と自信はあるんだろうな!と上から目線で挑んだら、あっさり屈服させられました、ぐだじょサイコー!即時連載化希望。
  • 愛myファミリー るうの先生新連載。勘違いから数ヶ月、見事ひょうたんから駒が出ました。
  • サクラ町さいず 作家特集。本編はお盆ということで、久しぶりの春子さん始め幽霊談義。あれ、今回は金さんに取り憑かないの?wそして久しぶりに登場の高木さんと、鳥飼さんがちょっとしたニアミス。ん、なんのフリだこれ?
  • 明日もひまわり荘! 二本目はタイオリよりゲスト。実は主人公のみずきちゃんの次に登場した影の?主役、学生課の笹井幸君メイン。彼にも将来に迷う就活時代がありました……とても迷ってるようには見えないけどwなんか「前号予告と異なる内容を掲載」云々のお詫びがあったけど、特に気にしてないですよ、というのはかえって失礼だろうか。
  • この町のハテ 連載2回目。活発で押しの強いお姉ちゃんが頼もしくもあるが、同時にコンプレックスの元でもある弟のツグム君。安心しろ、世間的には君の方がむしろ普通だw。それにしても、お母さんに「少しは弟にハテさんの世話を譲ってあげなさい」と言われて、本人に「したいの?」と直接聞くイズミちゃん。このコは本当に……「ズケズケ」という言葉が本当によく似合う遠慮の無さ。そんなこと正面きって聞かれたら、却って素直に答えられなくなるツグム君のような人(大抵の人はそうだと思うけど……)の気持ちなんて、きっと一生理解出来ないんだろうな。これぐらい自分の気持ちに正直にいられたら、どれだけ人生楽なことか……。
  • 女子高生、仲居系 柚子桃先生ゲスト。現役女子高生が仲居を務める音羽旅館。見ていて「誰が何をどうして、結果何がどうなっているのか」という基本的な情報が伝わってこない。
  • デザイン戦争 宮賀暦先生ゲスト。ファンシーグッズメーカーのトップデザイナーを自認していたら、突然マネージャーから「(出世作の)ハナネコの新製品は出ませんよ」と宣言されて窓際送りな鷹栖リサさん。ハナネコに取って代わる新しい人気キャラ「クサムシくん」をデザインするのは新入りデザイナー、白峰くるるちゃん。突然の崖っぷちで焦る鷹栖さんと、そんな彼女と一緒に仕事できることを無邪気に喜ぶ不思議系なくるるちゃん。おなじみのゲストさん、新作で久しぶりの再登場。
  • シュガーライフ 連続ゲスト。
  • トノサマガァ〜ル 連続ゲスト。そういや蘭丸先輩も名前がたまたま同じなのか取り憑かれ系なのか……と悩んでいるところに、そもそもそういう疑問が産まれるきっかけとなった藤吉ちゃん。「自分が織田信長だと思い込んでるんだ」とは、どういう意味だろう?状況を俯瞰して理解しているのか、普通に真実に気がついてないだけなのか?結局キャラの謎は深まるだけであった、うむー。
  • 前略・ここにいます 日下部家の食堂をあからさまに目の敵にするスーパーモチモト。店主同志は中学からの知り合いだったのに、ある日突然あいつは変わっちまった……と語る琢磨君のお父さん。こちらはこちらで深刻なすれ違いと和解のエピソードへの伏線なのか、それとも単にゆかりさんの「人は変わっちゃうのかな……」という発言のきっかけにすぎないのか(それはちょっとヒドすぎる)。
  • ただいま独身中 無事に父も退院。それを肴に母親たちがおしゃべりに興じている間、二人でお出かけな楓さんと重森。なんかいい雰囲気だわーと浮かれる間もなく、友人に遭遇。一発で楓さんの邪な想いを見抜くほど鋭いが、一方で「応援も軽蔑もしない」というクールなスタンスを取り、そして一対一で呼びだしたってことは、おそらく周囲に言いふらすつもりはないであろうタイプの友に見つかったのは、果たして幸運だったのかそうでもないのか?とりあえず、当事者の一人であるはずの重森の気持ちがまったく語られてない辺りがねえ。敢えてでしょうけど。
  • 放課後のピアニスト 娘以上にカワイイ?wレミのお父さん話から展開する、各部員の家庭事情をちょっぴり。ララ先輩の家庭の静かな食卓……なんなんだろうな、具体的な表現は一切ないというのに、連載開始当初からそこはかとなく漂うこの人の幸薄い感。狙ってやってんならすごいですけど、多分そんなつもりは微塵もないであろうだけに。そして前号のセミの抜け殻ランプシェードに続き、今回はススキ製ふくろう作り。手先が器用というか、工作系好きですねフミ先生。あとは中学時代からレミの「じいやさん」で確定していたソラ君、見事お母さんに昇格wマリちゃんみたいに中学時代から知ってる人は「相変わらずねえ」な二人なんでしょな。ほほえましくも、健全過ぎる間柄に微かな苛立もアリw
  • 勇気ほうれんそう 連続ゲスト。再び四人でのカラオケで出かけた先で明らかになる、山口君の友情秘話と、八木原君の思わぬ想い人判明。あら、まさかの失恋フラグ……てことは、あっちとこっちがああなるワケね、ふむふむ。
  • ピュアせんぱい 内村かなめ先生ゲスト。OLモノ。小心者で身体もちっさいけど、そこがカワイイ人気者の先輩。方言いいですねー。意外な大物が来たのでビックリ。でも初登場だと思っている方に限って「初登場」の表記がない罠?
  • できる女には秘密がある 社内バレー大会。純粋な気持ちではりきるただ一人のゆづちゃんw元体育会系?他はダイエット目的が一名、応援目当てで張り切るもの二名、上手いこと煽られたのが有坂(なぜか名指しにしてみるw)。あとは……あれ、まれかさんの名字って「紅月」?「香月」じゃなかったっけ?
  • 姉妹! 大乃元初奈先生ゲスト。「読み切り」ってはっきり表記されてるのを見るのって久しぶり。巻末2C。

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