にせよん(新)

4コマ漫画の購入記録、時々感想。

2011年7月号

なんとビックリ、今月号をもって休刊。
ビックリしすぎて、思わず2冊買っちゃったよ(本当


実は買いに行く前に漫画家さんのTLみて情報自体は知っていたのだが、改めて本にお知らせが書いてあるのを見ると……ただただ「うーむ」としか。
とりあえず今は言いたいことは保留。明日書こうっと。


で、改めて以下追記。


リニューアル第一号の発売日がいきなり前倒しで12日になったり、2号目が発売直前に震災の直撃を受けたりと、「ケチがつく」というにはあまりにも仕打ちが重なっていたこの雑誌。伝え聞くところによりますと、今回の休刊は「震災の影響のため」ということだそうですが、さもありなんというべきか……暴言を承知で言わせてもらうなら「誰も文句がつけられない最強の言い訳ができてよかったですね」という発想すら浮かんでしまうのですが。


結局ラスト数年は、ずーっと「(今度こそ)リニューアル!」を掲げつつも、最終的に決して完成を見ぬまま終わってしまったという……「迷走」という言葉がこの上なく似あってしまう形となってしまいました。とくに最後のリニューアルから数号は、みずしな孝之先生が「四コマ誌の体をなしていなかった」と評されていましたが……そうか、「うーん、自分にはさっぱりだけど、これが今時な形態なんだろうなあ」とか、一生懸命自分を納得させようとしていたのは無駄な努力だったのか?


ともあれ、ページを開いてみると、最終回をキチンと描く暇すらなく(放棄した?)、ごく普通の一話として描かれている作品なんかもあったりして、如何に急な話だったのかが透けて見える感じ。現場の方の驚きと憤りを想像するだにやるせない。


しかし……“ぐだじょ”とか“ちはる日和”とか、以前のままの四コマ誌の状態でも十分いけそう(そういうダラダラがいかん、という判断のもとでのリニューアルだったのかもしれませんが)な作品が出始めたのを無理やり切り捨ててまで強行した結末がこれでは……終戦記念日あたりに放映されるようなタイプスペシャルドラマよろしく「こんな未来のために、みんな死んでいったというのか!」と叫びたい気分でいっぱいですよ……今からでも遅くないから、上記の作品はスペシャファミリーあたりで復活してくれ!と激しく叫びたい。


とりあえず無くなってしまったものは仕方がない。これからはただでさえ雑誌の発売日がない中旬をどうすべきか……と書いてて気がついたが、もしやジャンボが12日発売になるのって、これのしわ寄せ!?そりゃあ作家さんにも伝える隙がないはずだわ、と点と線がつながった感覚。


とりあえず編集部には「お疲れ様」を、作家の方々には「ご愁傷さまでした」を。


……ところでですね、先に挙げた「四コマ誌の体をなしていない」と評された雑誌の雰囲気なんですけどね……個人的にはラクにもそっくりな空気を感じるんですけど(だからこそ「これが今時なのか」と一生懸命理解しようとしてたんですが)……大丈夫なんですかねえ。
jan:4910083870710