にせよん(新)

4コマ漫画の購入記録、時々感想。

マックス おじょぱんっ!

おじょぱんっ!?

おじょぱんっ!?

とりあえず書店で表紙を見て「……多分こんなノリかなあ」と想像して買うのを結構躊躇していた作品。
結果想像はある意味当たり、ある意味外れ。良い意味で先入観は裏切られたのでした。


とりあえず、絵の美麗さは言うにおよばず。しかも今回は掲載誌の方向性を受けてサービスは素敵な充実ぶり*1
でもこの方の素晴らしいところはこれだけのビジュアルの力がありつつ、ギャグマンガとしても手を抜いてないというか、きっちり「ギャグをやってる」んですよね。普通これだけ絵が細かく丁寧にエロ可愛く描かれていれば「とりあえずこれで十分でしょ」とばかりにギャグやストーリーの方はなおざりだったりしてもおかしくない(ここである特定の作品が浮かびそうになるのを必死に打ち消し中)のに、この作品においてはギャグも途中で適当に逃げたりせず「きっちりやりきってる」んですよね。これって私が知っているところの前著である“うらがアルっ!”でも少なからず感じていた(でも当時はまだまだ「ビジュアルの力が…」とは思っていました)ことですが、今回はさらに完成度が上がっている感じ。
正直購入を躊躇っていてことには「すんませんでしたっ!」とスライディング土下座をかましたいレベルでありました。

*1:しかし最近はTKB関連が割りと当たり前のように解禁気味(とくに美少女ゲーの広告とか)で「これ大丈夫?」とこちらが心配する現実。これはなし崩し的に規制がゆるんでいるのか、はたまた出版社がヤケを起こしてるのか?