まじん☆プラナ

まじん☆プラナ (4) (まんがタイムKRコミックス)

最終巻。
ほんわか日常内における非日常が、実はちゃんと因果と理由の上で成り立っている「世界」だった……
「わたしは『生命の魔神』ですよ」（「生命の魔神」に傍点）
おおう、割と見事にしてやられたというか、そういやそっち方面の可能性について一ミリたりとも考えてなかった自分に気が付かされ。しかしそうきたかー、という感じでした。

まあ４コマという漫画の不思議な特性として、話が進展することに対して否定的な意見が出たりするってのがあるのですが（最終回フラグだからとか）、難しいところではあります。
不思議や不条理はそのまま「そういう世界だから」ってのでそのまま放っておいて欲しいという気持ちも、もちろん「ちゃんと意味や原因があったんだ！」という気持ちもどちらも分かるし、味わいたいだけにね。
その作品に対して求めている、という点では良い悪いではなく、位置づけの違いなんでしょうけど。
お疲れ様でした。