にせよん(新)

4コマ漫画の購入記録、時々感想。

ひだまりスケッチアンソロジーコミック

ひだまりスケッチアンソロジーコミック (2) (まんがタイムKRコミックス)

ひだまりスケッチアンソロジーコミック (2) (まんがタイムKRコミックス)

第2弾。

大御所レベルの面々が本編マンガにも参加されていて、前作よりさらに読み応えアップ。
……全体的に、夢オチ(もしくはそれに準ずる「実は○○さんの作品(あるいは妄想)」でしたーてなオチ)がやけに目立つな。
なるほど、こうすれば現在連載中の作品に対して、うっかり今後の設定やストーリーに矛盾を引き起こすような悪影響を与える心配なく自由にできるわけか。これってアンソロの定番手法なの?
にしてもカブりすぎー。


あと最近のお約束というか、例によって里好先生が大車輪って感じで。
好きな作家さんが沢山読めるのは嬉しいけれど、目にする量が増えれば増えるほど「大丈夫なのか?」と不安も募るというこの二律背反。

  • 巻頭カラー 扉絵めくると、いきなり大家さんbyMATSUDA98先生。前巻のコメントページにおいて、自分的には全く予想外だった「吉野家先生フェイバリット宣言」の連発に驚かされましたが、今回はそれをふまえつつ? 大家さんが結構な頻度で登場してます。これも結構カブり気味だな……。
  • おこさまスケッチ 野々原ちき先生。「メインキャラになることは少ないが、実はかかせぬお子様キャラ」という先生のカラーに改めて気がつかされる一作。ダブダブのお洋服はキケンだ(笑
  • からぶりスナッチ コバヤシテツヤ先生。Vol.1の項に書いたところの「作家の世界に"ひだまり"のキャラを連れてくる」の典型。"ひだまり"のキャラが出ているのに"ひだまり"じゃない不思議な感覚。描線的にもキャラ的にも原作とは一線を画す、いっそ清々しいほどのぎこちなさ(笑) あと(カラーイラスト除く)掲載作品中、唯一制服姿が1カットもでてこないってのもポイントか?……念のため言っておくけど、すごく気に入ってるんですよ大前提として。
  • 吉野家先生の牛皿特盛り 鬼八頭かかし先生。好き好きいわれつつも、でも結局メインは四人組で……という風潮に対して敢然と吉野家先生メイン。宮子さんが珍しく驚いたリアクションしたり、普通のキャラになっているところもひっそり注目。


さて、次はいよいよあれですかね、"GA"とのコラボ。
(「今頃その発想にたどり着いたのか」というツッコミは受け流しつつ)
おなじ天才・天然系として

  • 宮子←→ノダミキ

てペアだなあという連想が浮かんだ瞬間、

  • ゆの←→キサラギ
  • 紗英&ヒロ←→キョージュ&ナミコさん

そしてトモカネはひとり「あれ、俺は!?」とあぶれる役割でw
ここまで含めて、見事各キャラがピースがぴたりとはまる。
企画で一本作品を、とまでいかずとも、せめて一枚絵でいいから見たいなあ。ていうか脳内では既に何度も妄想済み。