けいおん! ストーリーアンソロジーコミック (3) (まんがタイムKRコミックス)
- 作者: アンソロジー
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2013/02/27
- メディア: コミック
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まあその程度の認識でしたので、書店で実際に手に取る前までは「四コマじゃなくてストーリーアンソロと名乗っている時点で『縁起物』扱いかなー」ぐらいのノリ気だったのですが、表紙がまさかの浜弓場双先生で「これだけで元はとれたぁ！」ぐらいの急上昇っぷり。
さらに本編ではくろば・U先生が参加されているうえに直さんメインとか大変俺得でえびすがお。
毎度語っていますが新しい作品に対しての反応が鈍い自分が、第一印象から「お、これは……」と思えたビジュアル。「フワフワした絵柄」っていうと描線自体がフワフワしているイメージですが、よく見ると線そのものは普通にしっかりと引かれてているんですよね。それでいて完成した絵からはフワフワしたイメージを発しているというのは、これすごく完成された空気の放ち方を「つかんでいる」ということで、これって強いよなあ、と思うのです。
まあマニア的に小賢しい意見を言えば、直さんはそんなこと言わない！ な気持ちもなくはないのですが、そういう本編ならあり得ない表情を描いてくれるのがむしろアンソロの醍醐味とか言ってみる。ようは直さんさえいれば私は、私はぁあああ！←落ち着く
