つくしあきひと メイドインアビス

メイドインアビス 2 (バンブーコミックス)

月末買ったのだが、実際に読むまでしばし放置してしまった。
だって既に1巻読んでいる人はご存知かと思うが、それなりに気合を入れて向き合わないとこの作品には向き合えない。精神的にも体力的にも準備が必要。

相変わらずの圧倒的な「ここだけに在る」世界。
それでいてアビスの設定を創ることだけで満足してはいないんだよなあ、人物の設定もまた秀逸。ていうかオーゼン、あんた最高だよオーゼン！！
どこまでも創造の行き届いた素晴らしい物語。
ただその世界が完璧で壮大であればあるほど、同時にこの物語は決して完結しないんだろうな……という悲しい予感もまた。

まあ実際はどの作品だって本当の世界とかストーリーのオチは作者の頭の中にしかないからそれ以外の人間はどうあがいても全てを知り得ないっていう意味では等しいんだけど。