にせよん(新)

4コマ漫画の購入記録、時々感想。

スローループ

 とら、メロブ、ゲマズ購入。

なぜか新宿のメイトに売ってなかった(見つけられなかった)んですが何故……ていうか、あそこのコミックスの陳列方法分かりにくくない?(4コマ読み特有の感性)

 

ついにというか、まあ順当な上にも順当にという感じでアニメ化が決定したこの作品。

前作にあたる『球詠』のアニメ版が(主に作画において)「んん……ん?(困惑)」という感じだったらしい(伝聞調)ので、アニメ化イコール諸手を挙げて、ということばかりにはいかないけどまあとにかくその名が知られていくのはよい。

 

世が世なら、これが「うちのまいこ先生のアニメ化『第2作目』」になっていたかもしれないなあ……まあ前作が人気があったら、それはそれでこちらの作品が生まれてなかった可能性もあるので、すべては「たられば」の話。

 

いやー、それにしてもこの巻はマジで恋ちゃん巻と言って過言ではない。

分析的な見方をしてしまうと、恋ちゃんみたいな立場のキャラってどうしてもメイン二人の物語を成立させるための装置的存在(二人の間に何かあった時に話を聞いたりアドバイスしたりとか)になりがちだけど、恋ちゃんとやまひーの物語、恋ちゃんとこはるの物語、そしてなにより恋ちゃん自身の物語を描くことで、この漫画の主人公は「2人+1」じゃなくて「3人」なんだと言うことが確信できて全国8千万人の恋ちゃん勢もこれにはニッコリ。

まあ前巻で恋ちゃんママが出てきた回なんかを見る限りいらぬ心配ではあったが、やはり確信というか実際に描かれたことで一安心というかね。