にせよん(新)

4コマ漫画の購入記録、時々感想。

2007年12月号

まんがタイムきらら 2007年 12月号 [雑誌]
独立創刊4周年記念で、久々のきゆづき先生表紙。
さすがにこういう時ともなればここまで頑張れるというか、ここまで大事でも起きないとお目にかかれないレベルになったというか。
いかん、斜めにしかモノを見れなくなっている。

  • ふぉんコネクト!  三日村家三姉妹の日常? なのか。通果が無自覚のトラブルメーカー属性を獲得しつつあるという。
  • うぃずりず 相撲談義。ガイジンサンのオースモーレスラーファンタスティック的ノリと見せかけて、実はディープな相撲マニアという。すでに黄金パターンとなっているなこれ。それにしても頭の「お」はともかく「競技名+さん」がその競技者をさすって、面白い表現ですな。既出ネタではありますが、野球やゴルフで当てはめると、その奇妙さが浮彫りに。
  • 棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜 表紙に続いて巻中カラー。帰らずの森。帰らぬ人を待つ人ならぬ命。ニジュクとサンジュに、似ている所も対照的な所もある機械人形。ストーリー的にも随分と力はいってます。
  • 三者三葉 作中で葉山ちゃんが言及している通り、「西川関係オールキャラ」となった薗部さんのお店(ところで店名なんていうんだっけ?)。普段はメインのメンバーと一対一での登場シーンが多い辻妹が、珍しく三人一緒のところに加わって女子高生祭り。薗部さんも自分も大喜び(笑)だが、それをやってしまうと「四者」になって、自らのタイトルを否定してしまうのがなんとも歯がゆい。ええ、考え過ぎだと我ながら思います。
  • 姉妹の方程式 最終回。結局万田家の両親関連はまったく話題にならなかった割り切った設定。人によっては淡白な、もしくは練り込みがないという評価になってしまうかもしれないが、個人的にはこれぞ伝統的な四コマって感じがするのだが。もはや制作側もそんなこと思っていないのだろうなあ。
  • あっちこっち つみきさん風邪っぴき。落差萌えと思いきや、普段とほぼ変わりなしなオチ。ある意味強い。
  • 天然あるみにゅーむ!  こむそう先生3号連続ゲスト、第一回。田舎・女子高・部活・武道。はい四つ揃いましたー。
  • しあわせ音魔法 連続ゲスト。子ヤギヤバイw
  • からめるマフィン 新たに存在が確認された住人はバスガイドの御前さん。基本落ち着いた大人キャラっぽいが、「寝ぼけて部屋を間違える」というご挨拶代わりの王道パターンから推測される天然属性がどれほどの濃度か? 楽しみなような不安なような。
  • Honey×Honey×Honey やまぶき綾先生再ゲスト。
  • けいおん!  学園祭当日。転んでパンチラとは、又随分なところをついてこられる。
  • ねこきっさ ハロウィーンで人間界に到着のご一行様。ていうか、折角メンバー総出でやってきたうえに、青葉家始めとする人間界って新設定の宝庫っぽいのだが、人間界編今回だけで終り? 随分と贅沢な。
  • 五日性滅亡シンドローム まったく滅亡の兆しもないまま五日目。と思ったら、実は……「何もない展開」「グダグダ展開」。一瞬、作中のキャラに作品自体に言及させてしまう、よくあるパターンか? と思わせるが、もちろんそんなヌルい逃げを許す筈もなく。「何もおきない」ことと「滅亡する」ことを、どちらも両立させてしまう「すでに滅亡しつつある」というパターン。毎度のことですが「今度はそうきたか」とまたしても思わされた。
  • 天獄パラダイス ルルラ帰還。そして「次回はおでかけです」って。確かにここんとこ急にシリアス展開のまま話が続いて息苦しかったのは事実だけど、それにしても今度は揺り戻しがまた急な……しかもお出かけ先は温泉って、振り落とされそうだわこちらw
  • きつねさんに化かされたい!  凪君も帰ってきた保健室。これで一通りの顔見せは終了か?
  • 猫耳のミコ譚 最終回。戦い済んで後日談。いつギャグが入るんだと思いながら進めばボケとか挟まずに普通に進行。そして背景の文字多! と書いてみて思い起こせば、それは連載開始時に感じたのとまったく同じ感想。そうか、ずっと一貫していたということは、基本的に評価よいモノだったのだな。こちらの受容器官と上手くかみ合わなかっただけで。ギャグを言うときに頭身や絵柄がギャグタッチに変わらず「真顔のままボケる」というのが違和感も元だったのであろうかと。


"こどもすまいる! "お休み。気がつけばここの常連になろうとしている。
jan:4910083451278