2010年9月号

• おうちがいちばん　今月の再録は２Cページのみに戻ってる。巻頭４C。

• しょっぴんブギ　続海物語。浜辺で炊飯（土鍋）な定もっちゃんは、悦二の友人義龍くんと気が合うフォロー系同士。フラグ立つんですかねー、まあ成立不成立、どっちに転んでも許せる二人ではありますけど。そして宴は終わり、胸も消えた……（栗栖ちゃん以外）こういう時って、馬場ちゃんみたく女性のほうからぶっちゃけてくれると、正直ありがたいらしいです、男性的には（なぜ伝聞？）。あ……よく考えたら来栖ちゃん、絶好のカミングアウトのチャンスを逃したのでは？ｗあとブイが気に入って購入した理由が良く解らんです馬場さん。

• よこしまゼミナール　連載２回目。横島ゼミの入ってるビル、１Fはコンビニ。確かに前回でもネタになってたけど、まさかのレギュラーネタか。特に珍しくもないけど、何故に押すの？ｗそして前回気になっていた、クールに容赦無いツッコミを入れる受付嬢の名前は鳴海さん。ブブゼラにほら貝。吹奏楽器がお好み？ちなみに犬猿の仲の横島先生（文系）と島村先生（理系）以外の講師っているんですかね。

• ばつ×いち　別れた奥様、綾乃さんのことを未練がましく夢に見るマスター。しかも夢のなかの綾乃さんは理想化された姿……うーん、ダメだダメだと思っていたが、ここまでダメだったとは、どこまでも底の見えない男、マスター。「俺って未練がましいとか夢見がちだったりとかするかなぁ」って言ってる時点で更に倍プッシュ。自覚なしって！綾乃さんの台詞は、理想を押し付けずにありのままの自分を見てくれるようになれば、復縁も考えているというフリ？逆に言えば一緒に暮らしてた時は、どんだけウザかったんだろうな、この人……これがいわゆる「少年のような心を持った男の人」の現実か。

• パパ☆Lv1　製菓学校時代友だちと一緒に飲んで、酒癖を披露する景樹くん。ホスト系ですか。若くしてお店を持っているという友人の言葉に、彼の夢を奪ってしまったの？的な悩みを感じる千代子さん、いい人だなーつくづく。景樹の方もヘラヘラしてるようで根っこはしっかりしてるし、同じ夫婦だというのに、お隣りの作品となんという違い。

• ベルとふたりで　寂光の爺ちゃんたちと一緒に栗ひろい。「自然を知らんということは命の流れを以下略」例によって説教臭い爺ちゃんですが、言ってることはまあ正論だからなあ。ウザがられても誰かが嫌われ者になるの承知で言わなきゃいかんのよ。中には勘違いして訓示垂れるのが楽しくて仕方ない人もいるけどあれは無視で。

• 店長の憂鬱　今月はコチラが二本立て。本編は店長の人生を振り返る。転落の第一歩（オイｗ）は高校時代のアルバイトから。当時の店長にうまいこと仕事を（漫画的にはたったの４コマでｗ）引き継がされて、バイトの身分のまま実質店長……？ありえん話じゃないと思えるところが不思議。ていうか、店長就活とか一切せず、人生初バイトがそのまま就職先か……このご時世だと、それでもウッカリ「うらやましいかも」と思ってしまう恐ろしさ。若社長の海原さんは、当時は若副社長だった。おつきの人は変わって……いやなんでもありません。

• 薄井尻尾の築地見学リポート〜熱闘編〜　“店長の憂鬱”第二巻発売記念レポート企画。でもセリの様子も、すし塚のお参りもできず。レポート……？とりあえずコチラに伝わったのは、碓井先生が３歳の子持ちらしいという情報のみｗどうせなら吉牛一号店でも行ってくりゃいいのに。

• ひみつの花園　壁新聞作りのために、小学校の同級生を連れてきた青葉くん。「絶対絶対来ちゃダメ」とかいって、まだお約束というものが分かってないのね青葉くんｗいつもの男友達二人と、もう一人は青葉くんに想いを寄せる河井桃香ちゃん。いつの間にこんなコが、きーっ！（嫉妬）。ところで杏ちゃん、制服ミニだけど、よく見ると縁にレースつけて改造？してるんですね。ボーイッシュキャラに仄見える乙女心に胸キュン。

• ZUM ZUM ZUM　陸奥A子先生シーズンゲスト。

• ふたごもんじゃ　校内写生大会（シモネタボケ禁止）。ダイナミックに下書きなしで描く奈乃と、丁寧に下書きして淡い色使いで描く香乃。描く絵の雰囲気も別モンなんですねー。本当意外なところに個性がある。一方何気に活躍中なクニちゃん。今月もカマキリの絵で見事金賞。好きなモノって熱心に見つめているから、絵を描くのに大切な「フォルムをしっかり覚えてる」が自然とできますからね、なんだこの絵画教室のような感想。

• セトギワ花ヨメ　アラフォーバリキャリな花嫁のきこ様からの要望は、露出は少なく、飾りは派手に。旦那が15歳年下のカワイイ系。あれどこかの夫妻と被る、連れ子さんはいらっしゃいませんよねｗ。参加者によるキャンドルサービスならぬ花嫁飾り付けサービス。職場の女子に好かれてる上司さんでよかったね、とかやさぐれてみる。

• 岸本家カルテット　夏木アキラ先生ゲスト。Y-1出身。岸本さんちの四人兄妹、天河、海馬、陸路の兄３人＋カワイイ妹麻葉ちゃんのファミリー物語。こういう絵柄好きなんだよなー。でも見覚えがあるようなないような？……と思ったら、基本設定はそのまま、明らかにY-1入賞の頃から絵がブラッシュアップされとるー！想像以上にちゃんと育てている編集部＆手を入れただけ成長する作者さんの美しいビルドゥングスロマンｗほのぼのファミリーなノリは基本イケるから、あとは絵がこのままの方向性で伸びてって欲しいなー。

• ねこまねき　桜沢エリカ先生新連載。『猫占い』とのコラボ企画。今回は「アビシニアン」な彼女の場合。え、特別企画じゃなくて連載……？ということは、猫の種類分、10回やったら終了じゃないの？４C。

• ゆにいる　渡邊先生、三ヶ月連載。帰ってきたゆげ屋の仲居おちよさんとみならいダメ子、たま子さんコンビ。ネクストチャーンス。

• MEDIGIRL　連載２回目。さっそく風邪ひきイベント。さすがきょーこちゃん、力いっぱいひいておる。夏風邪はなんとかがヒくと申しますものねｗなつみ先輩、医学生らしく為になるのは分かったから実習でましょう（冷静）。「芽吹いてゐる…」「それが…いのち…なのです先輩」は実体験？柱あおりにて「次回からいよいよ新学期が〜」とか断ってるあたり、やはり気にはしていた模様。

• 全力委員長　台風襲来。なんか今回すごい楽しかったこの作品。ぶっちゃけ、初期は絵もギャグも「えー……」だったけど、ここ最近ジワジワ「馴染んできた」感があったこの作品。今回のタイトル画「台風と一緒に？クルクル委員長」で、なんか完全に殻が敗れたよ！「可愛い」とか、そういう単純な理由（もちろんそれもアリだけど）じゃなく、なんかピースがピッタリハマった！って感覚。もちろんベースとなる好感度のアップに、前回の先生の水着姿があったのは否定しないｗ（あえて一ヶ月またぎで公表）。他誌の連載作品も普通に楽しみで嬉しい日々。

• 大カラスヤサトシの大発明大王　カラスヤサトシ先生新連載。漫画家の副業として、発明による一攫千金（楽して安定した収入）を目指す物語。基本実体験モノなのはかわらんなー。だがそこがよい。今回は蛍の光ならぬ烏賊の光。発光バクテリアによる青白い光……って、毎度毎度「よく知ってるなそんなこと」という感想。文系から理系まで博覧強記な人ですなあ。イカの解体が上手くなったということは、そのまま魚も覚えれば立派な回転寿司屋さんになれるぞ！ｗ

• ういうい♥days　哲平が見事知花ちゃんとくっついて、いよいよ取り残されてしまった西井くん。ショックなのは分かるし、想い人がバレているとはいえ、よく後輩にそんなこと相談できるな、思春期男子（しかもモテない）としてあり得るのだろうか？浦田さんと広瀬くんも順調にフラグ立ちまくりで、残るはいよいよ最後の一組？このカップルは簡単にガンバレくっつけ！とは言えない関係性だからなー。どうなる以下略。

• 12月生まれの少年　水鉄砲妄想。罪悪感から大人の割り切り、ちょっぴりエロスな妄想まで自由自在。うーむ、あいかわらず唸らされる想像力。水中での無限水鉄砲は、たしかにつまらないです（経験者談）。

• 遠野モノがたり　みどりさんとなのかちゃん、教習所での邂逅。つまり東京で進むことも引くこともできずにウダウダしている人間からすれば、どちらもズルイ！羨ましい！ってことでFA。

• わたしのハテナちゃん　テーマは「将棋」。将棋のタイトル戦とかは要するに「プロが指した将棋の結果である棋譜を『作品（著作物）』として新聞社が買い取る」という形でお金を出しているわけです。興味ない人には想像もつかない仕組みかもしれないが、どの新聞を見ても囲碁将棋のコーナーがあるのは伊達じゃないってことですね。しかし……いつもと同じノリなのに、自分が興味ある分野だとイラっとくる身勝手な怒り。きっと相撲界やらの不祥事についても、ファンの人は世間の扱いとかに関してイラっときてるんだろうなあ。でもファンじゃない自分としては、やっぱり中継中止は妥当だと思う。なんの話をしとるんだ。巻末２C。

柱コメントテーマは「好きな回転すしネタ」なるほど、今回は単行本発売記念と。