そういえばタイムファミリーもライフも最近はすっかり楽しみな作品だらけになって読むのが大変なくらい楽しい。一昔前は月の中旬といえば刊行点数からいってもきららやジャンボあたり読み終わったら次はMAXが出るまでひたすら我慢、とか思っていた頃が嘘のよう。
2014年5月号
“おじょじょじょ”、今回結果修行というなの肉体改造に成功したのはクリス君な気がするな。この作品の登場人物は概ね「当初それほどではないか、むしろそれなりに嫌なヤツの好感度がどんどん上がっていく」てのが特色なのだが、此奴も例外なく良いヤツランキングどんどん上がってきている気がするw
あと考えてみるとこの作品、普通だったらボーイミーツガール的に「川柳と地獄巡の恋愛が始まるまでの近づいたり誤解からのすれ違いだったり」を延々と描くところだが、むしろ二人の思いは割とあっさりと通じあう。そして通じあってからが本番だ! てのがちょっと意表でよいよね。恋愛ゲームにおけるラブプラス的存在といえる、かな?
お姉ちゃんが来た
- 作者: 安西理晃
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2014/03/17
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (3件) を見る
前回略称は『お姉ちゃん』がシンプルで決まり! と言っていた気もしますが、最近は『ちゃんた』と略すことで生まれる竹書房の申し子感も捨てがたいな、と思い出した浮気症でございます。
はるまち✿ダンス
- 作者: 佐藤両々
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2014/03/17
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (5件) を見る
これだよ、こういうのが見たかったんだよ! 的な一作(別に百合百合しいのが全滅してほしいわけじゃないです。どちらの世界にせよ「それ一辺倒」てのが嫌なだけで)。
そして中身もさることながら『はるまち✿ダンス』というタイトルはなんかこう……すごくいい。
どれくらいいいかって目にしたり口にするだけで自分でも気味が悪くなるくらい心がウキウキしてくる。これは一体何なんだろう……単に語呂がいいっとかってレベルの問題ではないんだよなー。そしてひょっとしてこのウキウキ感てある程度「年がイってる」からこそ感じるたぐいの感慨であって、若い人にはいまいちピンときていないのではないか? といういかにもありえそうな仮説に震える。
あと「はるまち」と「ダンス」の間に入れる記号をテキストではどう表現していいのか悩む。一応公式の4コマ堂さんでは「✿」と花マークが入れてあるのに倣ってみましたがまあ機種依存でしょうね。豆腐が見えてしまった方は申し訳ありません。
そういやテキストでの表記に悩む、といえは『わさんぼん』に出てくる「きょう都」の「きょう」の字もそうだ。両々先生ってば意地悪だわ。